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子ガメ

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子ガメ ***

 アカウミガメの子ガメの大きさは全長6cm、体重は20gほどしかありません。
砂の中でふ化し、地表に脱出した子ガメたちは一目散に、流木やゴミなどの障害物を乗り越えて、
海へと向かい黒潮に乗り、アメリカ西海岸へと果てしない旅へ出ます。

2016年PITタグ購入にご協力いただいた皆様へ
↑ウミガメ里親番号はこちらです↑

子ガメのふ化・脱出


産み落とされた卵は、砂中の温度によって異なりますが、45〜75日でふ化します。子ガメは発生するときの砂の中の温度によってオスになったり、メスになったりします。  ふ化した100匹前後の子ガメは砂中でもがき、地表から60cm下の砂中より上がってきます。子ガメたちは夜になるのを待っていっせいに出てきます。ふ化してから地表に出るまで1週間ほどかかります。

子ガメの試練

 産卵巣の中でふ化を待つ卵は、巣穴に入り込んだシロアリやスナガニなどに食べられてしまったり、早朝に脱出してしまった子ガメたちはカラスやトビなどの標的になったりする場合があります。ただ、これらのケースは自然界の食物連鎖に含まれる出来事であり、ウミガメの減少の主たる要因とは言えません。
 屋久島では、人間に島外から持ち込まれ野生化したタヌキが増加しており、巣穴が掘り返されて卵や子ガメが食べられてしまう被害が目立ってきています。また、永田浜では大勢の見学者に巣穴を踏まれ脱出できずに死んでしまうことが問題となっています(→調査報告参照)。



子ガメを捕食したタヌキ

▼生態解明のために

生態解明の手がかりとなることを期待し、当館では、屋久島でふ化した子ガメにPITタグ(体内標識:マイクロチップ)を装着しています。
屋久島で生まれた子ガメは、黒潮の流れに乗り太平洋を横断してアメリカ西海岸沖へ、さらに南下してメキシコ沖で成長し、日本に帰ってくると言われています。

子ガメの回遊経路図

しかし、親ガメになる確率は5,000分の1と言われています。よって、生態解明の手がかりになるPITタグは、できるだけ多く必要です。

現在、年間で1,000個体のPITタグ装着を予定していますが、その資金が不足しています。
そのため、当館では、子ガメの里親になっていただき、PITタグ購入にご協力いただける皆様を募集しております(→屋久島のウミガメの里親になりませんか?)。


PITタグ
装着年度
2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016
装着個体数 184 285 413 719 1,120 1,152 1,187 1,091 1,150 840 928 620 317 305 327 10,638

▼2016年PITタグ購入にご協力いただいた皆様へ
2016年度にお申し込みのあったPITタグは、2016年8月12日の夜に装着し、その夜の内にいなか浜より、子ガメを放流しました。

放流日2016/8/12 (受付No.)16-01〜16-10

16-01 392145000272189 16-02 392145000268291 16-03 392145000299576 16-04 392145000268676
392145000268554 392145000299672 392145000300096 392145000272751
16-05 392145000300547 16-06 392145000267177 16-07 392145000299902 16-08 392145000272522
392145000267462 392145000272311 392145000301052 392145000271533
16-09 392145000269057 16-10 392145000299603
392145000299216 392145000299694


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